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先日、久しぶりに技能教習を受けてきました。
第一段階の技能教習も7回目まで進みました。今回の教習は『坂道の通行』です。
教習コースの確認から
まずは教官がお手本を見せてくれます。
私は助手席に乗って、教官の運転でコースを周りながら、ポイントをザッと説明してもらいます。
第一印象はコースがこれまでより複雑かなということでした。基本的に、八の字を描くように回り、今日初めて入る坂道を再現したコースに入ります。
坂道のコースは、急な勾配とゆるやかな勾配のセットになっていて、コースを八の字で入ることに寄って、緩急のどちらからも対応できる運転力が身につくようになっています。
教官のお手本運転は2周におよび、それが終わると私が運転する番です。
運転の準備から再確認
1カ月以上も空いて運転をしたので、助手席に座っていた頃の感覚に戻っていて、エンジンのかけ方から「え~っと、え~っと…」という具合です。
技能教習の2限目で学んだことを確認しながら教習に臨みました。
シートベルトを左上からたぐり寄せようとして、自分がいま運転席にいることに気づいて、慌てて右から引っ張り直すなどして、運転の準備が終わりました。
一カ月も空いての運転、どうなの?
はい。運転をはじめてすぐは、まず心臓がバクバクです。右方に進路変更をするとき、今回の教官はこんな風に指示を出しました。
進路変更の手順
①バックミラーで後方から来る車を確認
②進行方向に合図を出す
③目視で確認
まずここで、①を行うときに戸惑いました。
ミラーを見る一瞬だけで、後方の状況が把握できない自分がいました。運転しているときに、じっくりミラーに映る様子を確認することはなかなかできません。
完全に停止している訳ではないので、色々な所に神経を使っているためです。けれども、最初のうちは、多少ここに時間がかかっても、きちんと安全を確認することが大切です。
これに慣れるには、もう少し時間がかかりそうです。
しかし、この不安な気持ちは、コースを何度か回るうちに安心と自信に変わってきました。
やっぱり運転を繰り返して、習慣として身につけていくものなのです。
坂道での通行 緩やかな上り坂~急な下り坂
オートマ限定の場合、緩やかな坂道の通行は以下の方法で行います。
坂道の発進
①坂の一番高いところに行くまでの真ん中あたりで、ゆっくりブレーキペダルを踏んで速度を落として停止
②頂上付近で、ギアをDからDLに変える(教習車によって名称は異なります)
③下り坂では、必要に応じてブレーキを踏み、速度を調整する
④坂の終わりでギアをDに戻す
まずギアを変えたのは、フットブレーキの負担を軽くするためです。
そして、緩やかな上り坂では、クリープ現象によって、アクセルペダルから足を離しても、車がいきなり後退してしまうことはありません。
ただし、坂道の角度によって前進したり、つりあって停止したり後退するので、必要に応じて操作を行います。
下り坂ではアクセルを踏まなくても、ブレーキを緩めることで前進します。
急な下り坂では、必要に応じてブレーキペダルを使い、速度を調整します。
坂道での通行 急な上り坂~緩やかな下り坂
急な坂道では、ハンドブレーキを使っての教習を行いました。
家族からは、オートマ車の実際の運転では、よっぽどの急勾配でない限りハンドブレーキを使わないと聞きましたが、教習ではこの方法もきちんと学びます。
ハンドブレーキを使った坂道発進
①坂の一番高いところに行くまでの真ん中あたりで、ゆっくりブレーキペダルを踏んで速度を落として停止
②ハンドブレーキを引く
③後方の安全、車が後退していないか確認
④アクセルペダルを踏んで坂の頂上まで進む
⑤ハンドブレーキを戻す
⑥下り坂では、ギアをDからLに変える(クリープ現象でアクセルペダルを踏まなくても前進)
⑦坂の終わりで、ギアをDに戻す
まとめ
難易度が高いと噂されている坂道の通行(坂道発進)、無事終えることができました。
ここの教習を終えた方、実際に運転してみてどうでしたか?
教習コースでは、上り坂と下り坂の発進を通しで行うため、操作が複雑に感じます。
けれども実際の道で運転するときには、上り坂があって、ある程度進んでから下るなど、必ずしも教習と同じ手順で操作が行われるわけではありません。
よって、上り坂の2種類の操作(ブレーキペダルなし、ブレーキペダルあり)と、下り坂の操作を覚えて使い分けるということになります。
教習中のみなさん、お互いにコツコツ確実に前進していきましょうね^^
これから運転免許の取得を目指しているみなさん、こんな感じで1つ1つ運転を身につけています。運転できるようになると楽しいですよ^^
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